平成から令和へ―天皇陛下即位

「平成」という日本史上で最も人々が平和に暮らしたかもしれない時代を象徴するような天皇陛下が退位されました。

いつも皇后美智子さまと共に笑顔で国民に手を振られ、被災地では不安に押しつぶされ涙する人々に膝をつき、真剣に皆を励まされていたのが印象的な素晴らしいお方でしたね。 

 

そんな陛下を表現した今回の英文を見てみましょう。

 

People will remember Emperor Akihito for his personal touch. He always visited people after earthquakes, tsunami and other disasters. 

(彼の温かい人柄のために人々は明仁天皇陛下を忘れないであろう。彼は地震や津波、その他の災害の後には常に被災者のもとをたずねた。)

 

personal touch  あたたかい人柄、人と向き合おうとする意識

earth quake  地震

disaster  災害、災い

 

そして、この度、徳仁さまがついに天皇陛下として即位されました。徳仁さまといえば、「雅子さんのことは僕が一生全力でお守りしますから」というプロポーズがあまりにも有名ですよね。

 

当時は、「東大→ハーバード→外務省」というスーパーエリートの上、女優さんのような美貌の雅子さまは史上2人目の民間出身の皇室入りということで世間からも熱烈な歓迎を受けました。しかし、歴史や伝統を重んじる一部の方々からの雅子さまへのバッシングが非常に重く激しかったのもまた事実。そんな状況をすべて飲み込んだ上での「一生全力でお守りします」には、徳仁さまの命がけの覚悟が宿っていたに違いありません。

  

強固な信念のもと一途な愛を貫く徳仁さまが日本国の象徴となり、その美徳を国民全員が共有することで、きっと、「令和」は「平成」にも劣らぬ平和な時代となるはずです。ただし、控えめに言っても世界や極東の情勢は穏やかではありません。しかし、戦争終結から73年間つないできた日本の平和をあと千年紡いでいくために、他人任せではなく、国民の一人ひとりが平和の実現を最優先に志向し、適切に政治を動かしていける―――、そんな社会の到来をこっそりと期待しています。